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CES 2023 初日のまとめ

更新日2023年1月12日



CESの1日目は、これまでの賑わいを取り戻し、数万人の人々が最新のイノベーションを試すために展示会に足を運びました。


We’ve already identified almost 130 automotive-related announcements from over 50 companies. One of our key roles at CES is to go beyond the press releases and evaluate how ready a solution is (now, near or far?), and understand what kind of impact it will have (incremental or disruptive?) In today’s daily wrap-up we focus in on some of the consumer experiences we were able to test out, and provide an initial assessment of readiness and impact:


Are immersive in-car experiences immersive enough? Massive edge-to-edge displays and using their abilities to keep occupants entertained has carried across from 2021/2022 as a big trend at CES. NVIDIA has announced partnerships with Polestar, BYD and Hyundai to enable in-car gaming, while GM and Microsoft are jointly showcasing a car racing game (concept only) that incorporates the vehicle steering wheel. In parallel, video streaming in vehicles is becoming the next ‘me-too’ connected car feature.


Mercedes-BenzとGMの両社は、新しいグラフィックエンジン (それぞれUnityとUnreal) を活用し、そのグラフィックのクオリティと応答性の高さを示しました。しかしながら、全体的なユーザーエクスペリエンスは十分とは言えません。ドライビングゲームは、コントローラーの反応が古いアーケード ゲームのような感が否めず、車内ストリーミングでは、以前のコンセプトでは示されていた没入感のある「映画館」のような体験が欠けていました。これらの問題に対処しない限り、多くの消費者は車内でのゲームや映画をスマートフォンやタブレットに依存するのが自然な流れになるでしょう。


A more focused approach to selling in-vehicle features Over the last few years the industry has made big promises of how much revenue it expects to generate from selling software and Features-as-a-Service (FaaS). BMW recently showed how difficult these promises are to keep, following a huge press-led backlash on its plans to charge a subscription for heated seats.

Mo Al-Bodour of SBD Automotive inside the Harman Demo Vehicle

しかし、初期の段階での失敗をもってチャンスがないと判断するのは間違いです。そのチャンスは控えめなもので、実現が難しいだけという可能性もあるためです。CES 2023でFaaSのビジョンを展示している企業の1つがHarmanです。同社のデモカーの1つでは、乗員は様々なプレミアムオーディオのアドオンにアップグレードすることが可能で、年齢や聴力などに基づきオーディオ体験をパーソナライズしたり、オーディオ環境を変更したりすることもできます(例えば、ボストンのシンフォニーホールでモーツァルトを聞いているかのように)。


この「よりFaaSにフォーカスした」アプローチには独自のメリットがあります。SBD Automotiveではオーディオのアップグレードを実際に試して比較し、その価値を理解しました。また購入プロセスは迅速でシームレスでした。さらにこのデモでは、各トランザクションで金銭のやり取りが行われ、現実感がありました。ではOEM各社が約束した数十億の収益は実現するのでしょうか?それはおそらく無理でしょう。しかしながら、音楽愛好家にとって魅力的なサービスであることは間違いありません。



ロボタクシーに関する2つのビジョン


Toyota Boshoku Robotaxi

CESでは、5年前に比べてL4自動運転の全体的な注目度は大きく下がったものの、今年は引き続きロボタクシーや自動運転シャトルが数多く展示されました。最も未来的なコンセプトは、トヨタ紡織(トヨタのePalletteプラットフォームで構築)とHyundai Mobis(M Vision)のものでした。どちらも没入感のある技術を満載していたが、オペレーターがこのような機能豊富な車両をサポートするためのロボタクシーのビジネスケースをどのように構築できるのかという疑問は残りました。


Zooxは、快適さとシンプルさのバランスをより現実的にした(そして、車載ディスプレイよりもユーザーのスマートフォンに大きく依存する)ロボタクシーも披露しました。Zoox社はまた、同社の車両に組み込まれたデザイン上の配慮についても紹介しました。ドライバーを排除することを目的としていますが、ボタン(または音声案内)に触れるだけで本物の人間と簡単に会話できるようにすることで、ユーザーが放置されていると感じないようにしたです。このサービスはまだ一般には提供されていませんが、近々提供される予定とのことです。




CES 2023 Day 0のインサイト記事は、下記をクリックしてご覧ください。



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