ADAS 市場への新規参入

あるカメラと画像技術プロバイダーが、自社の画像診断技術の自動車業界における可能性について検討していました。

課題

同社は、新規市場に参入しビジネスを拡大する機会を探っていました。そこで研究者グループがフロントビューカメラ技術に注目し、自社技術の自動車業界への導入について検討していました。多額の投資が必要になる点や、フロントビューカメラ市場での経験がない事から、競合他社情報や、同社の技術が自動車メーカーに適合できるのかなどについてエキスパートの中立的助言を求めSBDにコンサルティングを依頼しました。​ お問い合わせ

SBDでは以下のプロセスでコンサルティングを実施しました

何ができるかを把握

同社エンジニアとのワークショップを通じて、フロントビューカメラ技術で提供すべき機能と、自動車業界への導入の妨げとなり得る制限事項を確認、また、SBD のスペシャリストが、この技術をどう導入しビジネスチャンスにつなげるのか、詳細な計画を策定しました。

ビジネス上の妥当性があるか確認

更に、詳細なビジネスモデルを策定、同時に、SBD のお客様に対しポジショニングシナリオの調査を実施、同プロバイダーの商品戦略が自動車業界の顧客のニーズに合うかどうか確認しました。

市場を理解

ワークショップを伴う最終レポートにて、潜在顧客、市場の規模、将来の競合他社、市場が今後どう進化するか等、同社の戦略構築に必要なすべての調査結果をまとめ、報告しました。

結果

  • SBD は、同プロバイダーの技術を活かすためにも別の市場をターゲットにするよう勧めました。フロントビューカメラ市場は飽和状態になっており参入が困難であること、この技術はかなり高レベルのソフトウェアおよび画像処理機能を必要とすること、そして、複数の競合他社がすでに同社よりも高度な技術を低コストで提供していることが理由でした。
  • しかし SBD は、新興の ADAS 市場であれば導入が成功する可能性は高いと見込んでいました。このメーカーが有する技術は、自動車メーカーが高度な自動運転車を開発する上で必要とする特長の多くを備えているためです。
  • このメーカーは、将来自動車メーカーにアプローチすることを視野に入れ、継続してADAS 技術の研究開発を継続しています。​